ぱとちゃん

ダウンサイズのぱとちゃんのネタバレレビュー・内容・結末

ダウンサイズ(2017年製作の映画)
4.3

このレビューはネタバレを含みます

評価が低くて、
あんまり期待してなかったけど
テーマが独特で、面白かったです。

設定はシンプルで説得力があります。
この世界では、人間を「ダウンサイジング(ds)」する(不可逆的に何百倍まで縮小する)ことが科学によって可能になりました。dsは、地球の資源と気候の危機を解決するソリューションとして宣伝されています。そして、個人のレベルでは、贅沢な生活を送るための手段として宣伝されています。

平凡な結婚生活を送っていた主人公は、元の人生を諦めてdsして、理想的な生活を手に入れようと決意します。この決断によって、想像していたような理想的な人生は手に入れられなかった。むしろ、前よりもひどくなる?

映画の終盤に、主人公は、dsの状況から、再度理想的であろうとされているところに脱出するかどうか。理想を追い求めるのか、身近の小さな幸せを選ぶのか。大きな決断(選択)が求められます。

本作の伝えたいことは、「人生は平凡なものであり、そこから逃れることができない」という点です。よって、映画の前半と後半は、場所が変わっても、状況が変わらなったです。本当の幸せは

Making lemonade, when life gives you lemons.
ぱとちゃん

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