コタ

ダウンサイズのコタのネタバレレビュー・内容・結末

ダウンサイズ(2017年製作の映画)
3.1

このレビューはネタバレを含みます

優柔不断な優男


人口増加に伴い増えすぎた人口をどうにかすべくノルウェーの科学者によって開発されたのが人間の身体を縮小する方法であった。それにより身長180センチなら13センチにまで小さくなることが可能になり、人口増加による環境、居住スペース・社会資源の確保、有害なゴミは排出量の最小化、食料問題を解決する「人類縮小200年計画」が立ち上がる。一度小さくなれば二度と戻ることはできないが、それでも各国で小さくなること(ダウンサイズ)を選ぶ人々が徐々に増えていく。
主人公ポールもまた、少しの蓄えでも裕福で幸せな生活が遅れるという縮小された世界に希望を抱き、ダウンサイズを決意。
しかしその「ダウンサイズ」には国家機密の恐るべき事実が隠されていた、、

謳い文句に踊らされ、贅沢な暮らしを手に入れようと縮小化することを希望する人類は増加の一途を辿る。
しかしポールはある日、ダウンサイジングした人々らのための施設「レジャーランド」で生活する中で違和感を覚える。
「ダウンサイズ」を希望しない白人の医療従事者、レジャーランドで働く黒人の看護師達、旦那が人工股関節であるから人類縮小プロジェクトを拒まれたと言う「ダウンサイズ」の受付係の女性と、劣悪な環境の中、生活が困窮しているにも関わらずレジャーランドで生活する義足の女性。
そんな中ポールは「人類縮小200年計画」の元研究員だと言う隣人の男性、ドゥシャンと出会う。意気投合した二人はドゥシャンの家で飲み明かすことに。その中で驚きの真相が明らかに。ドゥシャンは、ダウンサイズ開発者である研究者とは親友であり、共にダウンサイジングの研究に勤しんでいたが、開発にあたり仲違いし研究所を辞めた。その開発者のノルウェーの研究家は機密機関から派遣された軍人であり、「人類縮小プロジェクト」=人類大量殺戮計画の第一人者であったというのである。この計画は地上の人間を縮小化し、居住地であるレジャーランドに移住させたのち、政府がそのレジャーランドに〝大人間〟のための巨大ダムを建設し、大量殺戮を払拭するという計画であった。
ポールとドゥシャンは殺戮計画を阻止するため立ち向かう、、



とかいう展開だったら最高に盛り上がった
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