意外に深い話だった。環境問題に始まり、もっとも困難と言われていた課題が解決する発明「人間の縮小化」は、10年経っても世界人口の3%程度しかならず環境問題が減速することはない。しかも、労働問題や土地問題、さまざまな問題を波及させ、ひずみをつくってしまう。
個々に起きる出来事は、サイズが異なっても変わらない。貧困や病、移民問題は・・・・それが人間。
今を生きているということ。
今を大切にするということ。
今苦しんでいる人を助けるということ。
何が自分にできるのか？寄り添うだけでもいいじゃないか・・・少しでも、人となりにいて、誰かを愛せたらそれでいいんじゃないか？
小さくなることは、とっかかりに過ぎず、一期一会に結びつく人間関係と、分かり合うことが、地球や人間に大切であるということを教えてくれる映画だと思う。
8つのファックって・・・
まぁ、でも、ポール、やさしすぎるよ。
