☆☆☆★

ピアノ伴奏付きの上映会にて初見

中国のサイレント武侠映画…との触れ込みだったのだが、それは終盤に少しだけ（´-`）
…って言うか。流石にサイレント映画で２時間超えは長い！
特に中盤はストーリー自体がなかなか進展せずに、観ていても針のむしろで何度も落ちかけた(-_-)zzz

終盤近くになり、クロスカッティングでやっと面白く成り掛け。いきなりの『新諸国物語』風味のファンタジー展開（笑）
但し、空は飛べるのに。２階にはロープを伝って上がる( ^ω^ )

「悪人の因果応報！」

目出度し、目出度し(o^^o)

因みにこの日のピアノの伴奏は、あの！新ガッキー隆。
２時間越えのピアノ演奏、お疲れ様でした。


２０１９年１１月１４日 国立映画アーカイブ 長瀬記念ホール O Z U

SOUND OF SILENCE〜中国無声映画と音楽の会〜
2015年9月7日(月) 19:00-『紅い剣士』×大友良英(1929年／100分／監督：文逸民／原題『紅侠』)にて生演奏のインプロヴィゼーションとともに鑑賞した(当時filmarksになくて申請したら却下されたけど、いまはあるのね)。

"土匪に村を襲われ、家族を殺された少女・芸姑は、復讐のために白猿老人の弟子となり、武術を習得。数年後、再びその土匪が村へとやってきたとき、少女が立ち上がる。中国武侠映画誕生の記念すべき作品。"
(https://intro.ne.jp/contents/2015/08/23_2022.html)


6年前に伴奏付で観たので、いまちゃんとしたレビューを書くのは難しいけど、カンフー映画の素系みたいなものを感じてかなり興味深く思った記憶がある。
三幕構成がはっきりしていて、アクション的になる終盤までは貧しい農村の搾取や人権のなさなど厳しい描写が続き、小娘がヒーロー化して敵を倒すというお話。

思ったよりずっと普通に面白い映画でびっくりした　一度決めたら譲らない女主の王道復讐アクション（すてきな従兄弟のおにいさん付き）って1929年からあるの‥‥‥？！
⬆️六朝の伝奇小説、武侠、などという回答を沢山いただけたのでまじで人間的な成長をしました🎵　大学大好き🎵