子役に大拍手映画
ブリーラーソンが主演の映画にハズレがない気がする。
キャプテンマーベル
ショートターム
そして、ルーム
どれも最高に面白い。
オチ的には犯人が捕まって
チャンチャン♪って感じかと思ったけど、
犯人から助けられてからが本番というか。
そういう構成の映画は初めて。
思い出したくもないことを
他者都合で思い出さされ、
自分の子どもは犯人と血が繋がってる。
7年間の監禁生活はいつまでも後を追う。
なぜこんなに追い込まれなければいけないのか。被害者なのに。
こんな映画が【愛すべき映画】になった理由は子役の存在。
ジャックは監禁生活を忘れさせてくれる唯一の天使
大人は事実を見る。
誘拐・監禁その事実を。
でもジャックはそんなことどうでもいい。
だって初めての世界なんだもん。
ほら見て!葉っぱが茶色!緑のはずなのに!
今日は階段を見たよ!
世界って広い!時間が足りない!
ママ!久々に部屋に行きたい!
…なんか縮んだ?
さよなら植木
さよならイス1号2号…
出会いがあって別れがある。
昔のこともいつかは忘れて離れてゆく。
おはようで始まってさよならで終わる。
ノスタルジーに駆られる時もあるけれど
辛い時もあるけれど、
前に進んだジャックの偉大な一歩をみれたことがとても嬉しかった。
世界は広い。
だからもう行くね。