ポポかさねぎ

ルームのポポかさねぎのレビュー・感想・評価

ルーム(2015年製作の映画)
4.5
登場人物の心理描写が、とにかくいちいち絶妙である。(心理学の講義で取り上げられそうな内容)
予告で知っていた内容のエグさは子供の視点で上手い事調和されている。(それでも、ベッドが軋む回数を数える描写はキツイ)

ひょっとしたら、『room』に囚われてしまっているのは大人な自分たちだけなのかもしれない。

自分と母親がずっといる『room』が当たり前だとおもっていた子供にとっては、外の『世界』に放り出される瞬間は、
ゆっくりとした『ベビーベッド』から初めて出された気分と一緒だったのかもしれない。
(発達心理学の講義でも使われそうな気がする)

何かとハラハラする内容の映画だったが、色々な多面性をもった良い映画だと思う。
(別に映画に詳しくないけどね(;´༎ຶД༎ຶ`) )
ポポかさねぎ

ポポかさねぎ