二度目の鑑賞
人間は他人に無関心だ。
常に自分が大事であり、最重要視する。
だから、他人には冷たい。
いや、冷たくないと思う人も実際自分以上に大切にしないだろう。
他人には常に一番良い選択肢を求める。
自分では一番良い選択肢を選べないのに。
人の感情は様々で、複雑だ。
人の目はそう上手くはできていない。
他人の今の感情はわからないのに、わかったような気になる。
だけど、愛は誰からみてもわかる。
この人が愛しているかどうか。
愛は人を幸せにする唯一の感情であると思う。
愛は暖かく、包み込んでくれる。
お母さんと息子の愛から、家族への愛。
愛がたくさんだった。
大人が思っている以上に子どもは大人だ。
子どもは繊細だ。
親の顔色の変化や、言葉遣いで相手の感情がすぐにわかってしまう。
いつから大人は人に無関心になったのか。
最後の”へや”と決別するシーンは最高に好きです。
人の不幸や、辛い時はそっと寄り添い、話を聞こう。
なにも言わず、ただじっとそこにいて。
みんな強くてみんな弱い。
自分だけ弱いんじゃない。
みんな弱いんだ。
泣いてもいいよなんて言わなくていい。
その時は先に泣いてあげて。
毎日幸せに。笑顔で。世界が愛で溢れますように。