Maaar

ルームのMaaarのレビュー・感想・評価

ルーム(2015年製作の映画)
4.2
監禁された納屋で生まれ育った5歳の子供には“部屋”が全てでそれ以外の世界を知らない。部屋にないものは何が本物かもわからない。初めて世界出たジャックは最初は感動するが世界は広すぎて恐怖や戸惑いの連続で彼にとっては世界よりもママと過ごした部屋がよかった。
解放されても幸せになれるわけではない。新しい環境に適応して行くのはとても難しく、それでも2人は部屋にバイバイして何でもやってみようと前に進みはじめ涙こぼれました。
解放されて終わりではなく世界に出た後の苦悩も描かれていてとても深く染みる映画でした。
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