監禁をテーマにした映画はいくつも観てきましたが、ここまでリアルな恐怖を感じた映画は初めてです。
実際に今監禁されてる人っているのかなーとか、こういう経験をしてる人とかいるんだろうなーって強く考えさせられたし、深く心に刺さるようなメッセージ性には胸を打たれました。
まず、主演の二人の演技が素晴らしすぎる。
母親を演じたブリー・ラーソンは主演女優賞にノミネートされるのも納得できたし、息子のジャックを演じたジェイコブ・トレンブレイは本当に輝いてました。
主演男優賞にノミネートされてもおかしくないんじゃないかと思うレベルです。
本当に素晴らしい。
将来が楽しみです。
部屋にずっと閉じ込められていたジャックが初めて世界を目にした時の感激は今でも忘れません。
本当に感動した場面でした。
暗くて重いテーマなんだけど、映画のトーン自体はそこまで暗くはないです。
重苦しい映画が苦手って人でも充分楽しめるかと思います。
ストーリー ★★★★★
キャラクター ★★★★☆
演技 ★★★★★
映像 ★★★★☆
演出 ★★★★☆
音楽 ★★★★☆