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ボブという名の猫 幸せのハイタッチのmomのレビュー・感想・評価

3.5
薬物中毒は自制のきかない“病気”であると頭では分かっているが、救済してあげたいという気持ちは湧き上がらない。
ビッグイシューの活動も知ってるけど、見掛けても買わないかな。
そのお金が助けになるのならいいけど、使い途はその人次第。
劇中にもあったようにルールは厳しいらしいけど、酒や薬、ギャンブルに消えていく可能性もある。
身内だったらどうだろう。
こういう映画を観るだびに自問する。

この主人公のように、薬で大切な人を失った人の話を聞くのは有効な手段かもしれない。

撮影は、本人(本猫?)のボブが演じているので、ハイタッチや肩乗りはお手の物。
ジェームズとベディ役の二人も実生活で恋人同士らしい。

更生していく姿は素晴らしいけど、実際はどれだけの人が抜け出せるんだろうか。
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