似太郎

ボブという名の猫 幸せのハイタッチの似太郎のレビュー・感想・評価

4.0
このミュージシャン志望の主人公の堕ちっぷりが、英国映画特有のキナ臭さというかケン・ローチ的な雰囲気が少しあったね。

最後はハッピーエンドで良かった。一応、ボブという名の猫は守護天使的な役割。貧困層の若者の描写がリアルでちょっと観ていてツラいものがある。

監督はサム・ペキンパーの『わらの犬』などで編集に携わったベテラン監督のロジャー・スポティスウッドで、いつもと作風は違うがこれはこれで独自路線のヒューマン・ドラマと言える。猫が可愛い🐈。
似太郎

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