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ボブという名の猫 幸せのハイタッチのamhuiのレビュー・感想・評価

3.7
死んでしまったホームレス友達と主人公の違いとはなんだったのだろう。

自分の生活でいっぱいなのに食料を分け与えることはなかなかできないな。
心に余裕がなくても誰かに優しくする余裕を持ち続けることがどれだけ大切なことかと感じた。

猫にとっては偶然かもしれない、もしかしたら愛がなす行動かもしれない。主人公の優しさに吸い寄せられたのかも。
どちらにせよ一人だと思ったときに側にいてくれる存在が自分にとって大きな力になると。一番の薬になるんだなあ。
自分は一人では生きていけないと。支えられて生きているのだと当たり前のことだけれど身に滲みました。

ボブ目線でのカメラワークも斬新で好き。

ボブに対してもだけれど諦めずに向き合って家を探してくれたりしてくれたソーシャルワーカーさんも本当に大事な存在かと。

ボブがいなくなってしまったら、どうなってしまうのだろうかと考えてしまった。危ういなあと。

ネズミのシーンは主人公の優しさ?を描写するため?それともお金がなくて食べ物を漁っている自分と重ねている?

まさかの実話で出ていた猫がボブ本人、、、
サイン会で主人公らしき人も出てきた似てる
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