さすらい農場

ボブという名の猫 幸せのハイタッチのさすらい農場のレビュー・感想・評価

3.9
最強のふたり(異種協働編)
ストリートミュージシャンといっても、薬物中毒と戦うドン底のホームレス青年。
そんな[捨て猫のような男 : ジェームズ]の元に現れた[ボブ]は天使だったのかも。
それとも、種を超えて[似た者同士]が身を寄せ合って生まれた奇跡なのだろうか。

都会は捨て猫であふれている。
大抵は誰からも見向きもされず、人知れず現れては消えていく。
誰も[それ]がいた事も知らぬままに。

ボブもジェームズと出会わなければ、誰にも知られないまま消えていただろう。
ふたりで一つの関係か
幸運の化学反応か
実話とはいえ、映画には脚色が多々あるだろう。
でも、本当にあった[おとぎ話]としていつまでも記憶に留めておきたい。
都会の片隅で、誰からも知られず生きている数多の名も無きボブとジェームズ達に幸あらんことを…(含 : 自分)

ありがとうボブ。