これもまた愛情表現のひとつ、なのかな…と思いながら見てました。
傷つけないための嘘、買収行為が正しいこととは思われないけど、正しいとか間違っているとか、そういう倫理観でこの人たち動いてないよね…。とにかくフローレンスのため。
観る前は、フローレンスが劇的に歌が上手くなる映画かと勝手に想像していたけど、違った…。なのでカーネギーホールでのシーンにはびっくりしたし、実話というのにも更にびっくりしました。
サン・サーンスの「瀕死の白鳥」ってマダムフローレンス自身をことなのかなあ…なんて思いながら聴いてしまった。
メリル・ストリープの演技と歌声はすごいなあと思うし、こういう役柄を嫌味なく演じるヒュー・グラントもやっぱりすごいです。