金メダル男のオーウェンのレビュー・感想・評価

この映画は多分ウッチャンの芸能界の友人や知人によって出来たコントといっていい。

つまりTVの力をそのまま映画にフィードバックしたかのような展開が延々と続く。
これがコントにしか見えなくて、明らかに笑いは滑っている。
それを終盤には邦画の悪い癖であるヒューマンな方に進もうとする。

和製の「フォレストガンプ」みたいになろうとして失敗した良い例。

ウッチャンはやっぱりTVの人であり、映画とはしっかりと境界線を敷くべき存在だと改めて知った。