私も新生活の為に物件探し中なのですが、通勤の便だったり、将来の事を考えて広い所が良いだったり、駅近が良いだったり、ペット可が良いだったり、お家探しってこだわり出したらキリがないですよね。
内覧会の為に休みを合わせないといけない為、あんまりこだわって長期戦になるのも嫌だなーと焦っていました。
そんな中 この作品と出会って、何処に住むかではなく誰と住むかが大事と２人に気付かされ、あぁそうだよなぁと。
どんな所に住んでも、結局は生活を共にする相手とどれだけの思い出を作れるかですものね。
わたしも今のお家に一緒に住んで、もうすぐ６年。
決して広くはないけれど、今までの思い出が走馬灯のように頭を駆け巡りました。
観終わった後に、２人で、変に焦らなくて良いねと少し気持ちが楽になりました。
まるで本当に長年連れ添って来たかの様な、モーガン・フリーマンとダイアン・キートンの安定な落ち着きと演技力。
決して派手ではないし、強弱のあるストーリーでもないけれど、そっと心に響くものがあります。
あれもこれもなくても良い。
思い描いた物件じゃなくても、共にインテリアを考えて作り上げれば、素敵で落ち着いた空間なんていくらだって作れる。
それに何より、その大切な人達と同じ空間でたくさん笑って泣いて怒って、共に人生を歩んでいくことが重要なのだから。
好き過ぎてDVD即決購入です。
