Minita

トランボ ハリウッドに最も嫌われた男のMinitaのレビュー・感想・評価

3.5
赤狩りで映画業界を干されながらも、偽名で脚本を書き続けアカデミー賞まで獲ったトランボ。逆境にあってなお信念を曲げずに策を弄しながら切り抜ける一筋縄でいかない男を演じた、B・クランストン巧い…。
反共ヒステリーの嵐の中、信念を貫けたのは偽名でできる仕事、実力、家族の協力が揃っていてこそで、守るべきものがありやむなく転向した人を悪者として断罪しきれない、誰もが傷ついた時代という見方が提示されていてるところがよかった。
葛藤しながらも父を支える娘役のエル・ファニングも好演で、
エンドロールはどうしたってこみあげてくる…。
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