フランスのダミアン・マニヴェル監督の短編。
ジャン・ヴィゴ賞(短編部門)受賞
夏の午後の郊外の家。家主のおばちゃん、飼っている黒い犬、その犬を公園で見つけてきた青年という、2人と1匹のシュールなお話。
公園で黒い犬を見つけ、持ち主の家に届けたらしい細身の青年がソファに座り、昼から飲んでる無愛想な家主の巨漢の黒人おばちゃんにすすめられたラム酒を飲んでいる(ここの写真)。
青年はプール帰りであることや、シェイクスピアの「私の体が庭だとすれば、その庭師はおのれの意志だ」を引用したりしつつ、ベンチプレスのやり方などを話している。
その間、犬は2階へ移動。
ソファにどかっと座りダルそうなおばちゃんの指示で2階の犬を見に行く青年。
寝室の窓を開け、気持ちよく外気に触れていると、おばちゃんも部屋にやってくる。。
失礼ながら見た目も言動も青年を刺激するようなタイプの女性ではないわけですが、まさかの展開になるのか??的なビミョーにゾワゾワさせる感じが絶妙でした。笑