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NY検事局のtoaのレビュー・感想・評価

NY検事局(1997年製作の映画)
3.0
非常に地味だが、じわじわと沁みてくる。
初の公判で身内が絡んだ事件を担当することになった新米検事の話。

序盤はボロボロのお父さんのベッドの脇で迷子の犬のように心細そうだった検事が、公判が進むにつれ徐々に頬が上がって肉付きも少し良くなって、そして終盤にはくたびれつつどこか吹っ切れたような顔つきに。最後のフレッシャーズ達へのスピーチは自分に言い聞かせてるよう。
アンディ・ガルシアの役作りの繊細さを感じた。
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