NY検事局の作品情報・感想・評価

「NY検事局」に投稿された感想・評価

傑作やわ… ルメット×警察組織の闇 ハズレ無し!!

オープニング…センス良いなぁ… 真っ黒の画面にだんだん青の絵の具が塗られていき、ニューヨークの摩天楼のシルエットになっていく…

NY市警の分署同士のくだらない手柄争いとそれが生む最悪の連携ミス…その前代未聞の失態を挽回しようとする検事局… そしてそこから暴かれる市警の腐敗…

その事件で重傷を負った刑事の父親を持つ主人公の検事の熱い正義感さえも、警察組織の尻拭いのために、政治的に利用されていく… こんな感じに、いつも通りルメットお得意の汚職モノや法廷モノと思いきや!中盤から少々意外な展開が発生、そこから、いつもと違う方向からルメット節が発揮される!!

流石シドニールメットとしか言いようがない。徹底的なリサーチと、そこから生まれる徹底されたリアリズム会話劇。

アンディガルシアのベストアクトでは!?

ルメットらしくないクローズアップショットがあった。

トランペットの劇伴も素晴らしい。

ラストシーンは同監督の大傑作プリンスオブシティとも共通点がある。原作小説を書いた人が同じらしいし。
●'97 11/15〜公開
配給: ギャガ=ヒューマックス
ワイド(ビスタ) DOLBY DIGITAL
〈国内: DOLBY DIGITAL/DOLBY SR〉
11/30 11:05〜 丸の内ピカデリー2にて観賞
フィルム上映
パンフ購入
純粋な「善」と「悪」など分け隔てできるはずもないこの「グレー」な世の中で、アンディ・ガルシア演じる主人公の地方検事が悩み苦しみながらも正義を貫こうとする社会派シドニー・ルメットの力作。

父親の警官役のイアン・ホルムの名演もあり父子のドラマとしてもグッときた。

ラスト、アンディ・ガルシアが新米検事を相手に行う演説も感動的。
骨太なサスペンス。裁判モノが好きな方も必見です。アンディー、とってもイイ仕事しています☆
nagaoshan

nagaoshanの感想・評価

3.8
シドニー・ルメット監督の名作です!
アンディ・ガルシアはこの作品と「デンバーに死す時」が素晴らしい名演だと思います!ドレイファス、イアン・ホルムも素晴らかった。
maki

makiの感想・評価

4.4
タイトルがこんな風体ですが、実際観てみると予想外に奥行きのある物語でした。サスペンス風なのかな?と思いきやどちらかというとヒューマンドラマのような…。

そして個人的に出演陣が豪華でした、好きな俳優ばかりで今まで観ていなかったのを後悔しました。

主人公の父親役を演じたイアン・ホルムが素晴らしくて、信じていた相手の秘密を知った時の絶望と悲しさの表情なんて凄かったです。もらい泣きしそうになりました。

そのうちまた見返したい作品です。