シドニー・ルメットの観る
警察と麻薬密売人の癒着に直面
する正義感の塊検察官
刑事である父が癒着に関係してい
るのではの疑惑浮かぶがの話
ルメット一番好きな「セルピコ」
とテーマ同じですかね
汚職警官ぐらい居るよね～と当り
前に受け入れてしまうダメな私は特別
な驚きもなく予定調和な感じでしたが
癒着疑惑ともう一つの父の疑惑が明ら
かになるという捻りも
ベテランの晩年作なので無難感アリま
すけど結末は現実的で正義振りかざす
だけでは社会からハミでるだけだと。
これはアウトだけどこれぐらいなら
見ない振りでＯＫ
父の相棒刑事ジェームズ・ガンドルフ
ィーニ。この人たまに目にするけど
印象残ります。若くして亡くなったの
惜しいな
一つ思ったのは二つの疑惑の主が父で
なければ検事はどうしたか？
映画自体の方向も変ったかもしれない
ルメット晩年作無難と書きましたが
遺作は劇場デビュー作と遜色無い程の
秀作と書いておきます
