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少女地獄一九九九の消費者のレビュー・感想・評価

少女地獄一九九九(1999年製作の映画)
1.8
・ジャンル
バイオレンス/ポルノ/ゴア/B級/Disturbing Movie

・あらすじ
心優しい女子高生の美咲は人知れず苦しい生い立ちを過ごして来た
母は蒸発し父は事故で障害を負い寝た切りの姉を性的虐待、家事も姉の介助も美咲1人でこなす毎日
更に姉は甲斐甲斐しく世話をする美咲に被害妄想を抱き、八つ当たりをする始末…
美咲が信頼出来るのは近所の川原に住むホームレスの女性、バーバラただ1人
その愛情は消えた母の姿を重ねての物だった
そんな中、美咲は工場員のケンジにラブレターを渡される
彼は同僚のレイプ魔タクヤと行動を共にするレイプ魔であったがそんな事を彼女は知る由もない
しかしラブレターに書かれた待ち合わせで入れ違いが起きた事を発端に美咲は逆恨みによる惨劇に巻き込まれてしまう…

・感想
Disturbing Movieとして知る人ぞ知るエログロ作品
存在を知りつつそこまで興味は無かったけれどホラー紹介YouTuberザザコさんの動画で関心を持って鑑賞

チープなB級だとは分かっていたのでそこは特に気にならなかった
だけど思ったよりもゴアや不快描写の割合が少なく汚い濡れ場が大部分を占めていたのが残念だったかな…
謎に母乳が出るキューピー人形を我が子と信じるホームレスとかチューブで飲尿する金持ちとか変人は出て来るけど不条理さもあまり突き抜けていないし…
ストーリーも胸糞と言えば胸糞なんだけど全体が安っぽいし取ってつけた様な感じが否めないのもちょっとね…

低予算でエログロに振り切った怪作と言えば「片腕マシンガール」や「まいちゃんの日常」なんかが浮かぶのでせめてそれくらいは過激にしていればまだ面白がれたかなぁ
結局、バイオレンス路線のポルノ映画の域を出ていないというか…
プロットはそこまで悪くないんだし「August Underground」や「Vomitgore Trilogy」の様に生々しさに振り切って欲しかった
ラストのバット斬首は少し笑っちゃったけどw

あと美咲の友達、アレで女子高生は無理あり過ぎない…?w
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