Zaki

ショック!生きていた怪獣ガーゴイルズのZakiのレビュー・感想・評価

5.0
ナカタカチンコな件

考古学者のボリーと娘のダイアナは新たな悪魔に関する情報を持つ老人に会うために砂漠地帯にある彼の博物館へ向かった。
老人が見せたのはなんとガーゴイル(原住民の言葉でナカタカチンコと言うらしい…)の骨の標本だった。半信半疑のボリーだったが老人の話を聞いている最中に謎のクリーチャーから襲撃を受ける。老人は死に、ボリーとダイアナは命からがら近くのモーテルへ逃げ延びた。
彼らを襲ったのは紛れもなくガーゴイルであった。彼らは大昔より闇の中に潜んで虎視眈々と人類への蜂起を狙っていたのだ!


75minとかなり短めの映画ですので、サクッと見れちゃいます。

大昔に天界から追放された悪魔たちが地上に残したのがガーゴイルだそうで、そいつらを使って人類を支配しようとしてたようです。
幾度となく人類と戦いを繰り広げては絶滅しかけるというのを繰り返していたが、やがて人類はガーゴイルの存在を忘れてしまい、おかげでガーゴイルたちは人類征服の準備ができていたわけだぁ。

本編では砂漠地帯にある岩山にある洞窟内に巣を作っていて、卵で数を増やしているようだった。ボス格の番を筆頭に羽根が生えていたり、大小様々な種があり思ってたよりよく作られていた。とはいえ、動きが完全に人間のそれなので、ちょっと手の込んだコスプレ集団が暴れているように見えて笑けてしまう箇所が多々あった。

本編が短いのにやたらたと謎に尺を使って引き伸ばすようなシーンが多々あり、少し眠くなった。

終盤にかけて雑な展開が続くがB級映画なら普通なので問題なし。しかし、オチは弱い。

個人的には序盤の「ナカタカチンコ」がピークだと思うので気になる方はご覧あれ。
Zaki

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