K

パーティで女の子に話しかけるにはのKのレビュー・感想・評価

3.0
舞台は1977年のイギリスでありながらも、エキセントリックな設定とCGや奇妙な演出をふんだんに取り入れた最強に突飛でパンクな映画。

型にはまらないパンク少年のエンと、小さな共同体の秩序に縛られている少女ゼン。

ゼンの属する共同体では7つのコロニーに分かれていて、それぞれがチャクラのような特性を持っていて、お互いに交わろうとしない世界。一方で、エンがいるパンクの世界はとことんDIYする精神であり、このチャクラのどこにも当てはまらない。

全く異なる世界に属する2人が出会い、お互いを知り、愛を知り、愛が世界をよりよく変えていく、壮大なボーイミーツガール✖️SFのストーリー。

癖がかなり強いけれど、突飛な設定だとか一つ一つにはメタファー的な意味があり、そういう意味では面白かったが、個人的に好きなタイプではなかった。
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