竹肉考太郎

無限の住人の竹肉考太郎のレビュー・感想・評価

無限の住人(2017年製作の映画)
2.0
原作マンガを読み終わり、とても面白かったのでお察しではありつつ映画も。ということで視聴。

・続編ありきではなく、原作全30巻の話を2時間半くらいに凝縮(映画製作側のチョイス?で)。オリジナル部分がさすがに展開に無理がある。

・キャラ掘り下げるエピソードは上記により全カット。原作でのキーパーソンである凶と百林が空気に。前者は満島真之介、後者は栗山千明とキャスティングはよかっただけにもったいない感じに。

・原作はバーチャルな江戸時代と開き直っているかのようなケレン味の効かせかたが特徴だったものの、映画は無駄にリアルを追求したことでシンプルになり薄味に。

役者さんは全体的に好きな役者さんも多く、原作の雰囲気をうまく再現できていた印象なので、続編作れなくても途中で止めておいた方がよかったのでは、と思った作品。個人的には残念。(ちゃんとつくるとドラマならシーズン6くらいまでかかりそうではあるものの)

作りはしっかりしていたものの、
時代劇好きには荒唐無稽、原作好きであればつぎはぎを見せられている印象になりそうなもろもろ惜しい一品でした。

でも人気のコミックの映画化、としては
よくある感じではあります。なので大体予想通りなイメージでした
竹肉考太郎

竹肉考太郎