プリン

無限の住人のプリンのレビュー・感想・評価

無限の住人(2017年製作の映画)
2.7
『ぶった切りのエンタテメイエント』
このキャッチは絶対後付けだろうなぁ....キャッチコピーからして自信なさげな作品。
テーマもよくわからない作品だからこんなキャッチにしたのかな....

クルクル回り続ける戦闘シーンに、早すぎるカメラワーク。
暗くてよく見えない情景や、どこに注目していいのかわからないカメラアングル。(腕やら看板の文字やらモブの表情やら、変なところに入ってる)
さらにはセリフが出る瞬間に入る空気ノイズが....うーん、ちょっと苦痛だったな。
技術の問題でもあるけど、

しかし、ロケ地の時代を匂わせる山の中や、
戦地後の装備、
万治の古い感じを醸し出す美術には魅入った!
万治のセリフシーンはまんまキムタクの演出の強さが出ていて見ていて楽しかった!海老蔵も濃いなぁ、キムタクと海老蔵の戦闘シーンだけでも武器をいっぱい使って欲しかったなぁ


杉咲花ちゃんの叫ぶシーンが多くてうまく感情輸入できないのがとても飽きてしまった...これは演技の問題じゃなくて演出の問題だろうなぁ、

あと、予算をキャストに使いすぎたのか、音楽と効果音が一定すぎるのがなんとも。
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