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24 -TWENTY FOUR- リデンプションのvilljobbaのレビュー・感想・評価

3.0
タイトル雑すぎるけど多分Redemptionのことであろう。
リアルタイムでテロリストと戦うジャックバウアーの姿が描かれた「24」。最新のを除くと8シーズンあって、計8日間いろいろやらかしてるんだけど、コレはシーズン6と7の間の2時間の物語。
シーズン6までで悲しい事件が多すぎてアフリカに身を隠していたジャックがなぜシーズン7でUSAに舞い戻ってきたのかを描く。
2時間しかなくてもリアルタイム。

ジャックバウアーは私の大好きなヒーローの1人。なぜ素晴らしいかって、とにかく容赦ない。
大抵のテロリストは逮捕されない。なぜなら捕まる前にジャックに殺されるから。テロを阻止して大勢の命を救うためなら同僚さえも傷つける。時には殺す。
敵が人質をとって取引をしようというものなら、喋ってる途中に敵の頭を狙い撃ちして終了。
自分の信念と愛国心にのみ生き、正義のためなら他国の大統領をも殺そうとする。そこまでいくとテロリスト。

そんなジャックバウアーは、この2時間で15人を殺害する。
結構な密度だけど、シーズン6には1時間で14人殺してるエピソードがある。
シーズン1:10人
シーズン2:30人
シーズン3:14人
シーズン4:43人
シーズン5:39人
シーズン6:51人
Redemption:15人
シーズン7:30人
シーズン8:38人
という感じらしい。人の命が軽く見えてくる。

規則、命令無視、拷問は日常茶飯事で、拷問されることも日常茶飯事。逮捕されるのも日常茶飯事。
一般人の車の強奪も、単騎で敵のアジトに突入し無傷で皆殺しするのもよくある。
手を縛られたので足で敵の武器を奪って殺害、脱出し、手も足も縛られたら敵を噛み殺して脱出。
拷問で心停止しようが肋骨折れようが腹刺されようが神経を直接拷問されようが神経ガスにやられようが数時間は動ける。
ロシア、中国総領事館に突入して殺したり拷問したり(もちろん独断)、大統領邸で大統領首席補佐官(テロリスト)を拷問したり、時間稼ぎのためにコンビニ強盗したり、周りの人間はみんな銃が扱えると思っちゃったり、潜入捜査のためなら麻薬にも手を出したり、「職場」でいきなり犯罪者を射殺することもある(その後ノコギリで切った首を持ち歩く)し、走って10秒かかった場所に歩いて3秒で戻るし、1時間かけてメキシコに行って30分で戻ってくるし、「なるべく敵に近づくな」と周りに念を押すのに自分はすごく目立つ場所で監視するし、数年間姿を消して久々に公の場に復活した24時間後には中国に拉致されるし。

もうね、ブッ飛んでる。
24オススメ。

ホグワーツだったらスリザリン確定系主人公、大好き。
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