ぼぞ

ジョン・F・ドノヴァンの死と生のぼぞのレビュー・感想・評価

4.2
11歳の子役との文通を通して明かされるジョンについての話。
自分のことを知っている身近な知り合いよりも、ほとんど知らない赤の他人だからこそ話せることってあるよねと思ってました。
美容院でやたら余計なこと話しちゃうみたいな。Twitterとかもそうだろうな。
仕事での立場上、自分を守るために偽ってきたことが結局自分を傷つけてしまっていた。
ジョンが誰にも話せなかった事を知ったルパートはそれを反面教師に生きていく。
ルパートが自分に正直に生きている感じがとても良かった。
フェリーニの道でも言っていたように、この世のものは何かの役に立っている。
悲しいながらも前を向けるような作品でした。
ジェイコブくんは本当にいい役者さんですね。
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