このレビューはネタバレを含みます
ドラン久しぶりだけど、あれ?ドランってこんなんだっけ?ってなるほどあっさりしてて困惑。
ビビットな色彩感は今作も優れてるけど、それが単純な展開と大仰な音楽と相まってクリスマスムービーかファンタジーの類いを見せられてるような気分になった。
台詞回しはピリッとくるところも多かったけどさすがにアクが少なすぎじゃないか?
見てて全然疲れない‥いやそれも悪くないとは思ったが‥いい映画であることは確かだし‥
『たかが世界の終わり』も何かハマらなかった(こっちはハマらない上に疲れた気がする)し、ドラン作品はもうかつてようにグサッと刺さってこないのだろうか‥。
『マティアス&マキシム』はアンヌドルヴァル出ててるみたいだし気にはなるけどな‥。
願わくば思い切りパーソナルでアクが強くて見てて辟易するアンヌドルヴァルやスザンヌクレマンみたいなのをもう一度見たい。それもそれでしんどいのだけれど。