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ハンガー・ゲームのvilljobbaのレビュー・感想・評価

ハンガー・ゲーム(2012年製作の映画)
3.3
中二病なガバガバ設定ヤングアダルト小説系作品(例:リアル鬼ごっこ、バトロワ)が非常に苦手なのだが、食わず嫌いで勝手にこのジャンルに入れてしまって申し訳なかった。
設定は割りとちゃんとしてるし、脚本も中学生レベルではない。(何様)
ただのチープなデスゲームだと思っててすみませんでした。

殺し合いゲームが始まるまでの準備シーンに映画の半分の時間を費やすところが良い。ゲームに向けてテンションが高まり、舞台背景や観客の様子が分かったうえで観れる。
グロシーンでお茶を濁したりせず、政治と人間関係に注目してるのが良い。

都市部では一昔前のSFのような破廉恥ファッションセンスをしている一方で、田舎では19世紀にしか見えない生活をしているのがおもしろい。逆にダサくない。いい味出してる。

やたら知ってるキャストだらけで驚いたのだが、一番ビックリしたのは先週観たばかりのエスターちゃんが出てたところだ。顔のデジャブ感が拭えずに気になって途中でググって仰天。サイコじゃないエスターちゃんが見れて安心した。

しかし画面の揺れが今世紀最高レベルで酔いそうになった。
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