dowaikiは家にいる

疾風スプリンターのdowaikiは家にいるのレビュー・感想・評価

疾風スプリンター(2015年製作の映画)
3.0
〜かんどうアシスト自転車〜

ツタヤプレミアムを解約しました。オレです。
駆け込みで今はなきツタヤTVで鑑賞しました。オレです。

ダンテ・ラムの中国自転車ロードレース成り上がり物語。
エディ・ポンがマックィーンで…これ『カーズ』やん。

実写で映画でこんだけベッタベタのスポ根…やるんだな…エモ過ぎて恥ずい。途中から事あるごとに笑えてきた。なんで俺が照れ笑いせなあかんねんダンテ・ラムよ。ほんで本領の極限不幸地獄はどこいったんや。ままごとみたいな不幸しか無いやないか。
監督の手腕、こだわりまくりの撮影は凄い。丁寧。しかしドラマが安っすい!肝心のロードレースの「勝負」に魅力が無い。ライバルチームの存在も弱いし勝負の行方に興味が沸かない。

ツール・ド・フランスくらいしか知らないけど、チーム戦でかつ長いシリーズの総合優勝狙うから単品レースのゴールにはそれほど重みがないのよな。だからか最終戦までは主要人物とその関係を描くわけだけど、いかんせんドラマが、色恋沙汰がエモ安っすい!(2回目)

総合力高いから観れちゃうんだけども、終わって何も残らん感じ。

韓国の競輪が落ちぶれた選手の行き着く先、みたいな描かれ方されててヘぇーってなった。尼崎競艇のイメージでええんかな。