dowaikiは家にいる

ヘンリー・シュガーのワンダフルな物語のdowaikiは家にいるのレビュー・感想・評価

4.0
〜浮かない奴ら〜

スキマ時間にゲイジツ補給。ロアルド・ダール原作・ウェス・アンダーソン監督の短編がNetflixにたくさん来てた。4こ目。で全員集合!って感じ。
40分。短編と長編の間。中編と呼んでいいのか問題あり。

🪆多重構造!楽しいゾ。
書き記し後世へ伝えていくことの大切さを学んだ。(適当)
と同時に誰がヘンリー・シュガーなのか分からなくなった。(本当)

4つ全部に言えるけど、"ウェス劇団"の"お芝居"を観ているようなのね。役者が演技中にそのまま物語そのものを我々にスクリーン越しに語りかけてくる(ナレーションとはまた違う)って構造が考えてみれば新鮮で、かつ全く意識せずにそれを消化できてる俺がいて、ということは成り立ってるんだよなこの手法…命名されてるのかな?なんだこの感じ?やっぱ劇だよな?

完成された小説を(たぶん)そのまま読み上げている、という側面。読書に近いのか。
原作読むのと映画化作品観るのとどっち先がいいのよ問題あるじゃん。個人の読書体験における想像は無限であるから先に誰かのイメージでわざわざ狭める必要はない「原作が先」!、に対して、先に原作読んだら映画が想像と違ってゲンナリ〜だから「映画が先」!好きな方でいいんだけどさ、今作の場合はどっちでもない、その中間的位置付けなんじゃないかと思ったり。
と書いてて思った。
これって画面みてなくても、聴いてるだけで話わかるんじゃ?
もしかしてオーディブル?
試そう!

これでダール&ウェスは全部?もっと欲しい。