このレビューはネタバレを含みます
怖かった。
いろんな意味で本当に怖い映画だと思った。
もう少し政治色の強い映画なのかと思っていたんだけど、ただ極限状況を描いたシンプルなサスペンスだったのですごく観やすかった。
終始緊迫感で張りつめた内容でいささか疲れ果てるし、後味も決していいとは言えないんだけど、観終わったあと苦しみや絶望とも違った何かが心に残って、しみじみ面白かったなぁと思った。
犬が死んでしまう設定にはがっかりしたけど、まぁ仕方ないか…。
とにかくガエル・ガルシア・ベルナルがかっこよかった!