2016年のドゥニ・ヴィルヌーヴ監督作品。
突如謎の巨大物体が地球に降臨する。モノリスと映画『コンタクト』を思い出した。互いの尊重の大切さがテーマだね。断片的なカットを挿入する映像編集がとてもいい。ラストは、運命を受け入れたことで原題の『Arrival(到達)』に至るが、虚しさよりも前向きさが残るのがすごい印象的。
ルイーズの選択を肯定できるかどうか。自分は親じゃないから深くまで想像できないけど、親の立場になったら、また味わい深くなるんだろうな。これは原作が読みたくなる!
それにしても中国の将軍ってあそこまで権限を持っているものなの?