ウズラ

メッセージのウズラのネタバレレビュー・内容・結末

メッセージ(2016年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

(また感想書くの遅くなって忘れ始めてる…)

お米(ウチではそう呼んでいる)、おそらく2度目の鑑賞。

以前観たときの記憶があまりなくて、
私の中で「幼くして亡くなった娘が、宇宙人を通して未来からお母さんにメッセージを送るストーリー」だったとうっすら思っていたので、
内容も結末も全然違くて、自分の記憶に呆れた。
そのくらい記憶は曖昧なものだ…


今回あらためて観て、あまり他と比べられない内容で、いい映画だったなぁと思っている。
主要な登場人物が少なくて、音楽も控えめで静か。
ヘプタポッドとの対話を続けていくなかで徐々に互いの言語と意思を理解し合い、要求を知ることが丁寧でよかった。


以下、
印象に残っていることをちらほら。
・宇宙人の描く表意文字が、墨絵のようですごく綺麗だった。円環


・宇宙人って、形状は違ってもだいたい同じような音出すのなんでだろ?
「ストレンジャー・シングス」に出てくる得体の知れない生物もクケケケケケケ…って音程も同じような音出してた


・ヘプタポッドの世界では時間の概念がない。同時的
ルイーズの娘とのやりとりは過去の話だと思っていたら、未来の話だったのは衝撃だった(過去の私は何を観ていたのだろう…)

一昨日、浦島太郎の話をしていたら(あれも過去、現在、未来が同時的)
ある人が、インドは、
昨日と明日が同じ単語、一昨日と明後日も同じ単語で、今を中心に円になってるんですよ、と言っていて、この映画を思い出した。


・未来に悲しい運命が待ち受けているとしても、受け入れて同じ道を辿るのか。
私もそうするかな。その未来に進まなきゃ、娘には出逢えないから。

・中国を止めることができたなんてすごいぞ!ルイーズ
なんて言ったんだろうね
ウズラ

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