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メッセージのいのネタバレレビュー・内容・結末

メッセージ(2016年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

面白かったとか以前にこの映画を初見で理解できたことの感動が大きい。(おもしれー!星4.0!というより、わかって気持ちいい!おれすげー!星4.0!という感じ)

ハンナの誕生を境に、「ヘプタポッド出現」と「ハンナの死」の双方向から時間が歩み寄っていく構造。回想シーンのように描かれるものはすべて未来のできごと、という手法が新鮮 (厳密には時間がそこに"ある"だけでどちらからも流れていない)。

原題の"Arrival"がかっこいい。 作品内の人々はヘプタポッドの"Invasion"とか"Crisis" なんて表現しているけど、実際彼らの目的は"Arrival"そのものだった。彼らの出現を人間が受け入れること、たったそれだけのことがこんなにも難しい。
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