ご厚意で試写会にて鑑賞させていただきました。
かなり好みの作品。
今までの「王道ハリウッドSF作品」的ではなく、静と動のバランスがよく取れている映画でした。
監督は『ブレードランナー 2049』のドゥニ・ヴィルヌーヴ。
ブレードランナーの舵取りを任されるだけあって、やはり映像が素晴らしい。
あり得ない物・現象を、さも当たり前のように表現しており、リアリティ溢れる映像に仕上げていた。
監督曰く、グリーンバックを殆ど使わずに撮影したそうなので、その手腕に驚かされる。
ストーリーも捻りが効いており、分かりづらいと云えば分かりづらいかもしれないが、腑に落ちた瞬間は「成る程・・・」と思わず唸ってしまった。
激しいシーンは然程無いので、中弛みしていると感じられるシーンも途中あるかも・・・でも逆に、そのおかげで落ち着いて観られたと思います。
音楽も良かった。
宇宙からの来訪者とコンタクトする際には、不安を煽るSEやBGMが流れ、恐怖感が更に増していきました。
来日したヴィルヌーヴ監督のトークイベントもあり、監督によると「『ブレードランナー 2049』については何も話せないけど、編集はほぼ終わってるよ！」とのこと(笑)楽しみ！
