感想を書こうとすると即ネタバレになるタイプの映画なので、気になってる人はこんなとこ見てないで早く映画館に行って！という感じの映画です。レビュー見ないで映画見て正解だった😅
予告の印象だと未知の存在との遭遇による驚愕のストーリー！って煽られてますが、派手なSFをイメージして見に行くと肩すかし食らうと思います。
とても静かで哲学的で、じんわりと噛み締めて考えさせられる内容でした。初見はほんと難しくて混乱したのですが、最後まで見てパンフレット（これがまた読み物として面白かった）を読み、他の人の考察を読んだりして、考えれば考えるほど面白くなっていく不思議な映画です。
わたしたち人間やその他知的生命体にとっての「言語」というものの存在、そして言語によってもたらされるものがいかに大きいかを思い知らされました。
そして印象的だったのが音！宇宙船や知的生命体とのコンタクトの際に流れる音が不気味で最初は怖かったのですが、それこそまさに未知の存在に触れた時の怯えや得体の知れない恐怖を煽っていて鳥肌が立ちました。アカデミー賞音響編集賞も納得です。
ジェレミーレナー目当てでもあったのですが、主人公の言語学者ルイーズのサポート役に徹していて渋かったです。あんな物理的に強そうな論理物理学者ってギャグかよって感じだったけど😂メガネの学者ジェレミーかっこよかった…💕
