人生の師からオススメされて観た映画。
私が最近抱えていた映画の悩みを全て吹き飛ばしてくれた名作。
最近の私の悩み。
職業病でもあるのかもしれないけれど、普段から物語や映像の事ばかり考えている手前、どうしても製作者の意図が見えてしまって、早めにオチが分かってしまい、純粋な映画への驚きが無い、という事が続いていた。
この作品も、早めにオチはわかる。気付く人は気付くだろう。そこまで難しくない。
でもオチとか時間の概念とかを超越した、人生の答えを示してくれる。
劇中何度も何度も挿入されるインサートが、その答えを知った後は愛おしくて愛おしくて、切なくて苦しくて。
結末がわかっていても、愛を選ぶ姿に涙が止まらない。
人生、一瞬一瞬を大事に生きる事に意味があるんだ、と教えてくれる良い作品。
「二日酔いで苦しむ事がわかっているのに大酒を飲む。」
これと一緒だ。
