メッセージのpukupukupuのネタバレレビュー・内容・結末

・暗めなトーンの映像や厳かな音楽、宇宙人の出す音が作品を引き立てていて、殻の中に入る時や待っている時、爆破シーンでの緊張感を際立たせていた。また重力を感じさせない撮り方やカメラワーク、構図でアーティスティックな部分もあった。
・基本的に落ち着いた雰囲気で冷静に物事が進んで行く事や、言語学者のエイミーアダムズの活躍で少しずつ着実に宇宙人との関係が展開したり謎が解明されていくのが良かった。
・時間という概念がポイントの一つだったが、未来を見える能力はいいとして、その予見の中では中国のリーダーに電話して問題がすでに解決した後になっているので、現在何も知らないのに予見の中では知っているという矛盾の説明はされていなかった。