大原海輝

アントマン&ワスプの大原海輝のレビュー・感想・評価

アントマン&ワスプ(2018年製作の映画)
4.2
IMAXで視聴。お世辞抜きで最&高だった!

アントマン1を超えるスケールで、アントマンは、より濃く他のMARVEL作品とは違う世界観を確立したと感じた。


スパイアクション映画でありつつも、SFヒューマンドラマとしても!
是非ともIMAXで見て欲しい今作!!!!


上映が始まってから終わるまで一瞬も飽きる事なく、、、、
このアントマンに登場するキャラクターは、とても純粋で道徳的。人間的な魅力がありつつも純粋ゆえな毒もある。王道な物語は、一辺倒になりがちだが、とてもユーモラスでキャッチー。
僕が好きなデッドプールと同じく脇役も脇役と言えないぐらい全員が主人公的な存在感がある。
お馴染みのセリフまわしやテンポ感も必見だ。

又、MARVELユニバースで他の作品との繋がりがありつつも、この作品で初めてMARVEL映画を見た人でも、大人から子供まで楽しめる作品にもなっている。


"アントマン"は、その名の通りアリ男って意味で、アリ並みに小さくなれる男が主人公の物語だが、、、


今回の物語は、ただ小さくなるだけではない!
アントマンと言う"小ささ"がありつつも、それを生かして表現があり、より広く深みが生まれ大きな可能性を繋げた。


何度も言うが是非IMAXで鑑賞して欲しい。
バトルもアクションも然り、見ものとなっているが映画『ドクター・ストレンジ』のアストラル体や『インセプション』の宇宙空間やブラックホールとは違った3Dでの空間表現がたまらなく良い。見ないと説明出来ないものとなっている。



又、この映画に登場するゴーストも敵だが敵とも言えない。
女のヴィラン?としての今後の展開にも期待。
敵も味方もない。そもそも悪なんていたのか?となるのが僕としての希望。



MARVEL好きとしては、アベンジャーズ シルビウォーで登場したアントマンのその後から
アントマンがインフィニティウォーの裏側で何をしていたのかも知れる。
彼ら彼女らのその後が楽しみで仕方ないし、アントマンとしての可能性が確実に広がった。


適応した世界が楽しみだ。
大原海輝

大原海輝