ボロロボ

アントマン&ワスプのボロロボのレビュー・感想・評価

アントマン&ワスプ(2018年製作の映画)
3.8
吹替版を観賞。

いつになくマーベルロゴが登場するまでの前置きが長くて、「えっ、もう始まった?」とオドロキつつ何だかペースがつかめず、そのせいかスタートはダルく感じてしまいました(寝不足がたたってウトウトしてしまい…)。悪質ブローカーのアジト潜入&ゴースト登場からテンションが上がり、そこからはコミカルさも交えながらテンポが良くなっていったと思います。

コミカルながらチャレンジングな演出もあって、全体的に笑いとシリアスとアクションのバランスがとても良かったんじゃないかなあ。

ドイツの騒動とか、キャップとか、スパイダーマンとか、そんな話題がちょこちょこセリフに出てくる上に【あんなラスト】なので、細かいところが気になる方は前作に加えて「シビル・ウォー」と「インフィニティ・ウォー」を観ておくとよさそう。
※相変わらず「MCUシリーズ観てる」前提のセリフ回しは個人的には好みじゃないですが・・・

今回は初代ワスプを量子の世界から救出することがメインミッションなので、映画全体のテーマは家族愛、親子愛。スコットと娘のシーン(離婚によりたまにしか会えない親子)、ホープとお母さんのシーン(やんごとなき事情により離ればなれになった親子)、ゴーストとフォスター博士のシーン(血は繋がってないけど疑似親子な関係)、どれも良かったです。

ルイスと仲間たち、最高でしたww
お約束の御大カメオ出演にも笑わせてもらいましたw

エンドロールが始まっても席は立たないでね。

このシリーズ全体に漂うノーテンキな雰囲気は、MCUの中でも際立っていてとても好きです。GotGも似た雰囲気ですが、アントマンの方がより親近感を持てますね。
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