怪電波

アントマン&ワスプの怪電波のレビュー・感想・評価

アントマン&ワスプ(2018年製作の映画)
4.1
ヒーロー映画の体を取りつつ、実態は様々な家族が家族という関係を問い直す映画。

3つの家族が三者三様に関係を問い直し、
親とは?子とは?血のつながりとは?伴侶とは?
と、考えながら自分なりに結論をつけていく様は、きっとどんな人にも感ずる部分があるのでは?

アントマン的観点では、今回中途半端な大きさ(子供くらいの大きさだったり、乗用車よりちょっと大きいだけだったり)が散見されて、「大きさを自在に変える」というヒーロー演出に更に磨きがかかり、楽しいルックをいくつも観ることができた。

唯一、ヒーローがスカッと敵をやっつけるという展開ではないので、そこに求めるカタルシスは些か弱く感じた。

しかし、笑って泣いてカッコイイ
素晴らしいヒーロー映画の一本です。

出来るなら、アベンジャーズ・インフィニティーウォーを見てから鑑賞することをオススメします。
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