ピクサー50作目。長編19作目。
原題：『COCO』
メキシコのサンタセシリアの家族経営の靴屋で生まれ育った主人公ミゲルは音楽家を夢見ていた。しかしミゲルの家族は代々音楽を禁じていた。自分は生まれながらのミュージシャンだと自負するミゲルは年に一度の祭”死者の日”の準備中、祭壇からミュージシャンと思しき人物の顔だけ破けた写真を発見する。肝心な顔こそ判明しないものの手元に写っていたギターからその人物がメキシコの伝説的ミュージシャンエルネスト・デラクルスであると推測したミゲルはより一層自分がミュージシャンの血が流れていることを確信する。そして死者の日の夜、コンテストに出るためデラクルスの墓に祀られたギターを手に取ったミゲルであったがその瞬間、生者の世界と死者の世界を彷徨う存在となってしまう。ミゲルは生者の世界に帰るため、先祖の許しを得るべく死者の世界からエルネスト・デラクルスを探すために翻弄するのであった....
本当に大傑作です。涙無しには見られない生死を超えた家族と音楽の物語。
劇中で流れる音楽がマジで最高。ピクサー作品でこんなにも音楽で楽しめた作品は他に例がない。
