たま

リメンバー・ミーのたまのネタバレレビュー・内容・結末

リメンバー・ミー(2017年製作の映画)
4.8

このレビューはネタバレを含みます

色彩がとっても綺麗で好みだった。街並みとかアレブリヘとか惚れ惚れする。
最後ママココにリメンバーミーを歌うところ、過去にテレビでここのシーンだけ観てホロリときたことがあったけど、本編を観てからのこのシーンで息が出来ないくらい泣いてしまった。ミゲル(石橋陽彩さん)の歌声、ママココが表情豊かになるところ、パパがおばあちゃんを少し止めてくれたところ、ママココの様子を見ておばあちゃんが喜ぶところ、写真が見つかるところ、ヘクターが橋を渡るところ...思い出すだけで胸がいっぱいになる...
冷静になってみたらみんなに忘れられたって写真を飾られなくたって死者の国で楽しく過ごせていればそれで良いし、家族に縛られたくないって人も居ると思うけど、ミゲルの家族は縛りがキツい代わりにみんなが自分を大事にしてくれて味方になってくれて、とても幸せそうだった。
大切な家族を亡くした経験がある自分はこの話が少なからず救いになった。死者を身近に感じられて良い。お盆みたいな行事が他の国にもあるんだなと思ってなんだか嬉しかった。
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