「リメンバー・ミー」
主人公ココは先祖代々音楽が禁止されている家庭で育ち、隠れながら音楽を行っていた。そして、自分を変えるためにメキシコの「死者の日」で自分は音楽の夢を追うこととひいひいおばあちゃんの夫が町で有名な音楽家だと分かり、家族にも話すが、ギターを壊されてしまう。
そして、ギターが無い状態で音楽祭に参加出来ないから、ひいひいお爺さんのお墓に飾ってあったギターを手に取り、一回弾くと、自分は死者の国入ってしまい、生者の国に帰れるのか。
開始数分で泣いてしまい、展開も文句なしで歌が流れると簡単に涙を流す。メキシコのお祭りと訳分からない死者の国の彩色が綺麗で映画映えする。曲も子供も親も聞いても、良い曲だと認識できるし、一人でも皆でも歌えるのもまた良い。
自分でも訳分からないくらい家族が出てくると泣いてしまう。自分は家族が大好きなので、愛とか大切に思っている描写を出すだけで泣いてしまう。きちんと夫を愛していたこともきちんと伝わるし、曲だけで言葉で伝えると他の映画と当たり前になってしまうから。
特に好きな描写として、二つ。
一つは夫の写真でギターが持っていたことが分かる時に写真の横が折られていた。隠されていて、一気に俺の家族有名人の奴や!と分かる喜びと隠し要素がさらに興味をそそる。
もう一つは、生者の国で自分を忘れられたら、死者の国でも消えてしまう。人が二度死ぬという踏襲が怖いし、有名人は死者の国で生き続けるというこっちにも死があるのかという怖さが増す。
いやー、素晴らしい映画でした。死んでも忘れられないように、何かを残していきたいと思いました。