『お別れだけど、忘れないで。』
かなりレビューが遅くなりましたがメキシコの"死者の日"を題材としたピクサーの新作。
死者の日ってすごくいい文化だなぁ。
日本のお盆と似てるけどテンションが全然違くて。
私達はどうしても「死」という言葉にマイナスなイメージを抱きがちだけど「与えられた生を全うした」という意味ではむしろ祝うべき一面もあるのかもしれない。
(悲しい事故死や若くして亡くなることを除いて)
全編通してマリーゴールドのオレンジが美しく、声変わり前だという石橋陽彩くんの歌声に癒される。
字幕版ではガエル・ガルシア・ベルナルが歌っているみたいなのでDVDが出たら字幕でも観てみたいと思います。
お別れは悲しいけど、私達が忘れない限り彼らはいつだって傍にいてくれる。
落ち込んでいる時や辛い時、瞼を閉じたらふと浮かんでくる顔に何度助けられたことか。
ピクサーにかかれば死後の世界も鮮やかで温かい。
次の作品も楽しみにしてます。