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戦場からのラブレターのMikkyMovieのレビュー・感想・評価

戦場からのラブレター(2014年製作の映画)
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第一次世界大戦特集、まだまだ続きます!
今回の作品は、めちゃくちゃ号泣してしまった…
ド直球の反戦映画でした。

ヴェラ・ブリテンという
イギリス人女性の体験記を元にした物語で
第一次世界大戦をイギリス側から描く。
やっと、第一次世界大戦が
イギリスとドイツが
主要国だったって気づいた…
勉強不足だな~

そして、今までの第一次世界大戦特集は
古い作品が多かったんだけど
2010年代の作品ということもあり
残酷な描写も結構あった。

最初のシーンは、田舎の素敵な風景が
印象的だったということもあって
戦地がどんだけ残酷かが際立ってた。
田舎、階級、男女差別に戦い
仲間や家族を思い
看護師として戦地へ行くことを決意する
とても強い女性、ヴェラが主人公。
その主人公、ヴェラが
作家を目指していたこともあり
物語の中で手紙が重要なものとして描かれる。
けど、恋愛映画ではないし…
仲間と家族も重要だから…
邦画のタイトルは微妙かな…

そして、戦争が始まることによって
恋人や仲間、家族が
どんどん亡くなっていく…

どこにもこの虚しさを
ぶつけることが出来ず終戦を迎え
復学するが、同級生にも当たってしまう。
自分だけが辛いと思っていたら
同級生も同じことを経験してて
ずっとヴェラの視点だけで描かれていたけど
戦争はたくさんの人が
犠牲になっていたことに気づく。

そして、語学も勉強していたヴェラは
戦線では敵も味方も関係なく
救護していた経験があり
イギリス人のみんなに問いかける。
ドイツ人が悪いと言うが
ドイツ人も私たちと同じように
たくさんの人を犠牲にしている。
私も家族や仲間を戦地に送った。
1番大切なのは、戦争をやらないことだ、と。

人々はみんな忘れろ、というが
忘れることはない、と言い終わる。

戦線の救護シーンが1番印象に残った。
敵も味方も関係なく、治療していたんだな、と。
なんで戦争なんかするんだ…
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