トランスマスター

ぼくのエリ 200歳の少女のトランスマスターのレビュー・感想・評価

ぼくのエリ 200歳の少女(2008年製作の映画)
4.0
#152 ハリウッド版リメイク『モールス』は視聴済

スウェーデンのストックルムが舞台。
いじめにあう少年の隣に引っ越してきたおじさんと少女に興味をひかれ、ジャングルジムで仲良くなってから呪われた宿命に巻き込まれていくお話です。

◆良い点・注目ポイント
・私は少女だと思っていたブロンドの子供は少年役でした。モールス信号で壁を通して意思疎通する様子はリメイク版の邦題になっています。
・リメイク版でストーリーを知っていたのですがかなりの精度で同一性を保っていました。
・リメイク版のオリジナルタイトル『Let me in』(私を家の中に入れて)のシーンが本作もリメイク版もお気に入りのシーン。
ヴァンパイアは家の主人から招待を受けないとその家の中に入れないというヴァンパイアルール(十字架・にんにく・太陽・木の杭だけじゃない対抗策)を破るとどうなるか形にしています。詳しくはオリジナル版『フライトナイト』にて。

◆改善店
・この作品の邦題はいろいろ問題があります。
またパッケージも北欧らしく小ぎれいなため短館映画をこよなく愛する女子御用達な感じが、ヴァンパイア映画好きな漢達を遠ざけてチャンスロスを起こしています。

◆総括
・エリとかナオミとか日本人になじみやすい名前っていいですね。
この映画で感じたことは
リメイク版→オリジナル版の順番で見ると結構オリジナル版崇拝の呪縛から解放されどちらの作品も最大限楽しめるということが判明しました!

-2019年152本目-