gnsp

ぼくのエリ 200歳の少女のgnspのレビュー・感想・評価

ぼくのエリ 200歳の少女(2008年製作の映画)
5.0
尊い…尊い…以外の語彙を失う…尊い…

オスカーくんは美少年ぶりも、エリに一途なところも、いじめっ子に対しているときの嫌そうな顔もすべてが尊い…
エリはオスカーに嫌われないように、そして迷惑をかけたくないという気持ちから遠ざけようとする遠慮、そしてそれでも仲を深めていくにつれて打ち解けていくさま、すべてが尊い…
エリのために慣れないながらも色々やってくれる「パパ」は健気でとても尊い…(←原作と相当キャラクター変わったらしいっすね)

「存在」を許してくれない大人やいじめっ子たちへの激しく、そしてささやかな反抗…そしてお互いの存在の肯定。
2人の間のすべてが尊さに溢れている。

あと北欧の辺り一面の雪景色に血の赤い色が散る、というのは当たり前のことだけども鮮やかで美しい。
まあそういうことになるのは夜だけなのでなかなか難しいところもあるけど。


ボカシで何が映されていたかは絶対に知らなきゃいけないところ。
オスカーくん君は本当に…尊いよ……その気持ち絶対忘れるなよ………
gnsp

gnsp